電池交換では動かなかった時計/VACHERON CONSTANTIN
2014.9.24お預かりのVACHERON CONSTANTIN電池交換です。
電池交換では不動で針回しが出来ず、分解修理になるとは思われますが修理センターさんに託します。
この化粧箱は専用では無いでしょう。
ステンレス無垢バンドに両開きバックル。カーブがいつですからブレスを開きます。
重厚なネジピンで留まっております。
裏蓋は8本ネジで留まっていて裏蓋記載。
ネジも洗浄して綺麗になりました。
これがムーブメントで。
外観からはムーブメントに湿気やダメージは見られません。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
裏蓋を閉めて修理センターへ送ります。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。
修理センターさんによると「針回しが出来ない」のは歯車の破損ですがパーツの入手が不可。部品交換が必須の修理はお手上げになります。
メーカーでしか部品は持っておりませんが、最近はメーカーも長く在庫しませんから。
対応出来たとしても高級機メーカーですから修理代は50.000円は掛かると思います。