機械時計のメンテナンス/SEIKOMATIC-P 5106-7010
2011年9月12日お預かりのSEIKOMATIC-P 5106-7010メンテナンス&カレンダー枠取付ご依頼です。それよりも時間が8時前なのにどうして曜日がずれている?
3本届いたうちの1本。
ステンレス板巻きバンドに三つ折れバックル。
微調整部分の位置をチェックしておきます。
ベルトごと洗浄でバックルも綺麗に。
裏蓋はスクリューバックで右が裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
テンプ側からも。
竜頭の裏側は洗浄で綺麗になりました。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。取り出すと汚れやサビがバラバラと。先にカレンダー枠の取付は済ませます。この曜日のズレはカレンダー板の交換しか無いでしょうがOHになってしうのと、もう部品が無いでしょう。
ケースの中にもバラバラと。
パッキンを外して汚れを拭き取ります。裏蓋は洗浄して綺麗になりました。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。これだけキズが多いと洗浄して倍以上に増えた感じに見えます。
パッキンは交換してシリコン塗布をして裏蓋に戻します。全体的にツヤが出て綺麗になったところで。
ベルトを取り付けメンテナンス完了です。曜日は不動ですが時計としては使えますのでカレンダーは無視で使って頂きましょう。