時計の電池交換/BLUMAR PC32

BLUMAR PC32

BLUMAR PC32 電池交換メンテナンスです。 回転ベゼルにフラットガラス、竜頭はネジ込みではありません。

ウレタンバンドがケースに埋め込まれた感じですが、何処かでみた様な・・・?
ホイヤーでこんなモデルがありましたか。裏蓋はスクリューバック。

ベルトにカーブが付いていますから外さなければ工具が使えません。バネ棒で留まっているのか突いてみますがバネの反動がありません。

何とラグ部が割ピン式とは・・・バンドは縦にスライドさせます。

これでスクリューバックオープナーが回せます。回していると工具の爪が上下にくると工具の爪が外れて滑ります。当然、写真の様に滑ったキズが付くわけですが。

丁度、ケースのこの部分ですが土手が盛り上がった構造になっていますから、そこまで工具の爪が来るとケースの盛り上がりに準じて自然に裏蓋の凹みから外れる構造になっています。

これはスクリューバックの腕時計としては構造に問題有りですね。

よってこの裏蓋は30°くらい裏蓋を回転させて一度、工具を裏蓋から離してから元の位置に戻す、つまり30°づつ開けないとキズが付きます。閉めるときも同じで手間が掛かります。

裏蓋のチェック。これがムーブメント。

竜頭の裏側チェック。竜頭パイプもチェックして。

竜頭を洗浄。ケースも洗浄してツヤが出ます。

内側も綺麗になりました。竜頭パイプもピッカピカ!

そしてムーブメントを戻して電池交換。割ピンでウレタンバンドを取り付けて電池交換メンテナンス完了です。

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