時計の電池交換/HONDA F1

HONDA F1

HONDA F1 腕時計電池交換メンテナンスです。6本届いたうちの1本。

チタンケースの腕時計ですが全体的にかなりくすんでいます。未使用のまま長年経過している事がわかりますので一度メンテナンスしておいた方が良いですね。裏蓋は”はめ込みタイプ”

これがムーブメント。電池が抜いてあります所は正解。この”保管をする為の電池抜き”なのですが、この腕時計はご自分で抜かれた様で助かります。

これ時計店に持ち込まれますと時計店は困ります。裏蓋を開けて閉めるという事は電池を替えるのも手間は同じです。抜くだけですから電池代は頂きにくい。かといって裏蓋を開けるのでリスクもある訳で無料では出来ない。最近は私の場合500円頂くことにしています。でも裏蓋の開閉が無茶苦茶堅い物に当たると疲れます。

関西弁で言えば”しんどい作業”になりますね。ベルトはスライド。

竜頭の裏側チェックがかなり錆びています。表もすごい状態。

竜頭パイプもチェックして。これが取り出した文字盤&ムーブメント。

竜頭パイプ裏側もチェックします。この位置のケース内側にサビが見えます。

ラグ部もチェックしますが、パッキンがひからびています。これはもうダメですね。交換しましょう。

パッキンが入っていた溝も錆びています。ケースがチタンなだけに何処まで綺麗に出来るのか?竜頭の洗浄完了。

表も結構綺麗になりました。これが洗浄後です。

竜頭パイプも綺麗になりました。ムーブメントを戻して電池交換。

電池とパッキンを入れて裏蓋を閉めます。裏蓋も洗浄してピッカピカ!マジックの文字が消えましたが(;^_^A

表はキズがありますから、ピッカピカ感はなし。最後にベルトのズレを直しましたが、これは爪でコマが繋がっていますから曲がった場合はペンチの様な物で挟んで強引に戻すしか方法が無いのですが。作業して折れてしまって使用不可になりました(v_v)

ベルトは既製品を探して頂くということで電池交換メンテナンスは完了です。

本来は専用バンドしか似合わない腕時計ですが、このデザインに似合う既製のメタルバンドを捜すのは難しいですね・・・ましてチタンカラーですし。

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