時計の電池交換/TAG HEUER タグ・ホイヤーCAC1110
TAG HEUER CAC1110電池交換メンテナンスです。「電池交換のついでに竜頭が抜けるので修理依頼です」5本届いたうちの1本。5本ともブランドウォッチ。
ホイヤーの”FORMULA1”というモデルが存在するのかどうか知らないのですがホイヤーがこういった壊れ方をするのか?ステンレス無垢バンドは疑い無し。ただこういった薄い板バネバックルを採用するのか?
竜頭も抜けたのではなく巻芯が外れています。巻芯はムーブメントに残っています。
ただこのベゼルのプラスチックが安っぽい感じですが・・・これはウレタンバンドのモデルもありますし。裏蓋のスクリューバックは疑いもなく本物の雰囲気。
裏蓋記載も疑いもなく。ただネジが浅い感じもあります。
裏蓋の作りはどう見ても本物。これがムーブメントですが。
これはどう見ても”CHINAムーブメント”・・・・?ツヅミ車が柔らかい金属である事が分かります。
ネジの切り方が荒いですか。このモデル存在するのでしょうか?
ケースの裏側の金属が粗い感じがします。ケースの洗浄。
裏蓋はピッカピカ!巻芯を取り付けます。
ケースは綺麗になりました。記憶に無いのですが・・・ボタンを抜いてる写真があるって事はボタンが効いていなかった?
プッシュボタンの当たりも甘い。電池格納部をチェックします。
電池押さえも本物でこういうのはありませんね・・。ケースは洗浄で綺麗になりました。
ベルトも洗浄したらベルト調整で外せない箇所が外れた・・・?本来は外れない物が・・・
洗浄による振動で外れる何て・・・これは接着剤で留めるしかありませんが、あまりシッカリは留まりません。
これオークションで”本物”って事で購入したそうですが、出品者もそう思いこんでも仕方がない仕上げのホイヤーでした。ベルトやケース。裏蓋の仕上げは見たり触ったりでも分かりませんね・・・
まさか!このムーブメントでホイヤーから発売された物では・・・。それは無いでしょう。