時計の電池交換/TAG HEUER フェイク
TAG HEUER フェイク電池交換メンテナンスです。フェイクといっても、あまり悪意は感じないお愛嬌ホイヤーといった感じですか。
オークションの自動入札掛けていたら2000円で落ちたそうですが、インデックスの夜光の緑が濃いですね。こういった角度から金属の表面をみればメッキでもなく塗装である事が分かります。
板巻きバンドであることが分かりますがホイヤーにこのレベルの板巻きが付いていることは無いです。裏蓋はスクリューバックで。
これが裏蓋記載。なにやらもっともらしいですがマークや文字が雑ですね。
スクリューバックオープナーで20°ほど回しても緩まない・・って事は。
”はめ込みタイプ”でしたね(;^_^A
竜頭合わせの凹みがあります。この凹みが大きい物ならスクリューバックと思って回転させた瞬間。竜頭がポロリと切れて落ちる訳です。
そこまでの粗雑品はまだ一度しか触った事がないですが、実際スクリューバックを回して、いきなり”竜頭がポロリ”は冷や汗ものですね(=^^=) これがムーブメント。
ご存じ”MIYOTA”。竜頭の裏側をチェックします。
本物はココにもマークがあります。竜頭パイプもチェックして。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。竜頭パイプを裏側からもチェックして。
ラグ部の汚れは洗浄で綺麗になるでしょう。竜頭の裏側は洗浄で綺麗になりました。
バネ棒も洗浄。わたしらはこのバネ棒を外したら本物とは全く違う事を感触で分かります。同じバネでもしなやかさが違いますね。ケースの洗浄は完了しました。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になりました。ムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
これでも綺麗になっていますが写真では伝わりにくい。バンドも洗浄して。
取り付ければ電池交換メンテナンス完了です。