時計の電池交換/ROLEX EXPLORER
ROLEX EXPLORERメンテナンスです。品名「ROLEX」だったので本物か?と思いましたが・・な訳ないですよね。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
微調整部分の位置をチェックします。
裏蓋は本物と同じですが工具のピッチが合わない場合は返却になります。無理に開けようとすると数万円する工具がお釈迦になります。
これがムーブメントですが裏蓋は開きましたのでメンテナンスの第一関門突破。
こちらテンプ部分側から撮影。明らかに雑貨ウォッチムーブですから次の関門は竜頭抜き。抜いたまま戻せなく事は珍しくはありません。抜けない物も(正確には抜くのに違和感があるものは中止です)。現実に「竜頭が戻せませんから、そのまま返却です」と返送した事もあります。何か起こっても修理は不可のムーブメント。
そういう作りですから、こういった物はお釈迦は覚悟してください。
ねじ込みのネジも粗い事が分かります。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックします。ちなみにバンドは外しません。取り付けるのに30分掛かる事もザラ。余計な手間が掛かっても請求出来ませんからね。これもそういう作りですから既製バンドに替えるか!外すと飛んでも無い事になりますからご注意を。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
恐る恐る竜頭を差し込みますが”ガリガリ”っと音が!ひやっとしましたがねじ込み締めたらカクンと入りました。セ〜〜〜〜フという感じですか。
こういう時計のムーブメント取り出しは一か八かの作業になります。そんな事をする人は居ないだろうという前提の作りですか。
兎に角はメンテナンス完了です。この時計では無かったですが作業中に針が外れたりインデックスがポロリ。文字盤が浮いてしまって戻せないって事もあり得ます。お〜〜怖。こういう時計のメンテナンスはお勧めではありませんね。