時計の電池交換/ELGIN FK553-MA
2010年4月22日お預かりのELGIN FK553-MA電池交換メンテナンスです。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
微調整部分の位置をチェックしておきます。
ベルトごと洗浄でバックルも綺麗に。
裏蓋はスクリューバックで右が裏蓋記載。
ベルトを外すとバネ棒が壊れましたので後で交換します。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ガラスの曇りが気になりますが、黒い物の置けば如何に見にくい状態であったか分かります。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
パッキンは交換してシリコン塗布をして裏蓋に戻します。
バネ棒は交換し全体的にツヤが出て綺麗になりました。
ベルトのコマのジョイントが一部、離れていると言う事ですが。
ベルト調整出来る箇所では無いようです。
外から突く穴が無く、コマの内側両サイドから突き出た爪で留まっているものが片方、折れている状態。これは手の着けようがない。今なら「溶接修理」という手段もありますが、この頃はまだ無かったですから。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。