時計の電池交換/NIXON SINPLIFY The 51-30
2011年3月お預かりのNIXON SINPLIFY The 51-30電池交換メンテナンスです。
2本届いたうちの1本。かなり大きな腕時計。
竜頭が無いと思えば9時側に竜頭が付いたタイプ。この大きさでは通常位置では腕に竜頭が食い込んで痛いでしょうから当然とも言えますか。
尾錠も大きなもので重厚なものです。
裏蓋はスクリューバックで右が裏蓋記載。あまりにも大きいので普通の工具では開きません。
ラグ部はネジピンですがセンターラグピンみたいに両サイドからねじ込む、簡単な構造のネジではなく。
ネジの先端にネジが切ってあり、ラグ部にねじ込み。そしてキャップの様に小さいネジで留めますから丁寧な作り。裏蓋の裏側もチェックします。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
スペーサーを外して。
パッキンを外して汚れを拭き取ります。
竜頭の裏側は洗浄で綺麗になりました。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
ラグ部ピンも洗浄して綺麗になったところで。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。