時計の電池交換/NIXON SINPLIFY The 51-30
2011年7月29日お預かりのNIXON SINPLIFY The 51-30電池交換メンテナンスです。正規ル-トの修理では見積が「サビがあるので高かくつく」との事で送られて来ましたが。まだ裏蓋は開けていないとか。
またガラスの曇り取りもご依頼です。この腕時計「ガラスが曇った症状」が最近多いですね・・・特にブラックが。恐らくシルバーの物も曇っているのでしょうが気がつかないのでしょう。やはり大きさとデザインから「ダイバーの防水機能」を前提に使ってしまうのでしょう。
微調整部分の位置をチェックしておきます。
ベルトごと洗浄でバックルも綺麗になります。
裏蓋はスクリューバックで右が裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
スペーサーを外します。
スペーサーの中にプッシュボタンが装着されております。
これがムーブメントで。
竜頭を緩めるとネジの部分にサビが。これで内部も錆びている可能性があると言われたとか。
竜頭の裏側は洗浄で綺麗になりました。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
汚れはありますがサビは無い。汚れに対してはパッキンが効いていたことが分かります。
黒い物のうえに置くと曇りが良く分かります。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻し。
時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。