時計の電池交換/BROOKIAN
2013.10.17お預かりのBROOKIAN電池交換メンテナンスです。
2本届いたうちの1本。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
微調整位置をチェックします。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗に。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
弓環やラグ部の汚れもチェックします。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
おや?巻芯にサビが、しかも引くと竜頭が傾くという事は既に折れている。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。根本で折れているのが厄介で、摘まめないと折れ込んだ物を除去出来ません。それは修理センターの判断ですが。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
目盛リングがあるので洗浄が出来ません
裏蓋を閉めてまるごと洗浄して浸水が無いかチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。ただパイプの根本もメッキが剥がれてサビが。構造的な問題もありですが、そこは時計メーカーではありませんか。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
弓環も洗浄して綺麗になったところで。
竜頭は乗せて修理センターさんに託します。
結果、やはり巻芯の除去は出来ず竜頭の交換となりました。
電池交換メンテナンス&竜頭交換完了です。