時計の電池交換/FENDI 210L
2012年7月6日お預かりのFENDI 210L電池交換メンテナンスです。
ステンレス無垢バンドに両開きバックル。その両開きバックルが甘いので修整もご依頼です。
爪の問題ではなく板バネカーブが歪んでおりますが・・・本物?ではありえない症状。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で右が裏蓋記載ですが・・・これは開け口が雑貨ぽい?
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。「EPSON」ですか。ある意味では本物よりも雑に使っても壊れないムーブメント。バックルはまた別ですが。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
パッキンを外して汚れを拭き取ります。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
バックルの修整は完了、本来は曲がらない分厚い板バネが曲がっているので見た目は綺麗になりませんが甘さは無くなりました。厚みは本物と同じでも硬度が違う様ですね。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。それにしても良く出来ている、ぱっと見では分からないでしょう。