時計の電池交換/NIXON Simplify THE 51-30 Chrono

2013.12.11お預かりのNIXON Simplify THE 51-30 Chrono電池交換メンテナンスです。
ガラスの曇が気になりますが、それよりも、このスクリューバック何軒か持ち込んでも開けられなかったという事ですが開けられますか。

竜頭は普通とは逆で9時側に付いております。

ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

覚悟して開けましたがなるほど固かった。でもさび付いて固着しているのかと思いましたが意外に綺麗な裏側。

これがムーブメントで。

パッキンが効いていた事がよくわかります。

確かにサビはありますが固着する程ではない。という事は単に力任せに締め付けたという事ですが・・・どうやって?。

ガラスの曇りもあるので先に電池格納部をチェクして動作確認。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

黒い物の上に置けばいかに曇っていたかがわかります。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。曇りも取れてスッキリ。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。

さて裏蓋ですが普通では開かない堅さですから裏蓋には格闘の跡が残ります。

まして、堅さの余り金属がめくれ上がって皮膚を傷つける状態に。そこで二箇所ともグラインダーで研磨してバリ修正しておきます。
これ開けるのに工具が一つ折れましたので1.000円請求させて頂きます。

全体的にツヤが出て綺麗になりました。

ゼロ位置合わせが必要。

ハイ、電池交換メンテナンス完了です。

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