時計の電池交換/MUSK MM-2053

2014.3.6お預かりのMUSK MM-2053電池交換メンテナンス$革ベルト交換です。

2本届いたうちの1本。

革ベルト交換ですがご希望条件は
「同じような色」「金属でも良い」「現状よりも長い物」「7.000円」くらい。
私の店では費用は一番高くても4.000円くらいですが、金属となると、いわゆるデイトナタイプの時計ですから既製品で似合う物は先ずあり得ないので却下。

そして色合い。最初は紺文字盤にグリーンのベルトとは?と思いましたが、おそらくブルーが変色したものかと。私らの価値観では「紺文字盤」に合う物は「紺か黒」です。

さて問題の条件は「長いサイズ」です。
時計のベルトに、Sサイズは存在しませんから「MかL」になります。(理由はブログで)
しかし、Lサイズは在庫しておりません。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。裏蓋の裏側に貼ってあるシールが電池に貼ってあります。問題はありませんが。

電池はSR920SW。メンテナンス・コースのご依頼ですが汚れも少ない事と、洗浄で効果がわかりにくいので「電池交換のみ(洗浄なし)1.500円コース」に変更します。

ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

さて交換バンドですが「幅は20mm」ですから、販売は止めたといっても
まだ10本くらいは在庫があります。
ただ殆どは最近の時計本体のデザインの流行が厚くて大きな時計が多いので。
革ベルトも厚みを持たせた物が多い(芯が入れてあります)。
現在のバンドも、その芯が入ったタイプ。
それよりも長いサイズはLサイズですが在庫が無く。
となると薄い革ベルトにすれば対応は可能。
(厚みが薄くなると腕に巻いたとき。同じ長さでも3cm長くなります。)

ただ厚い時計に薄い革ベルトは安定感に欠け装着感が非常に悪い。

そこでたまたま、残っていたこの革ベルト。取付部分に近い半分は芯が入って。
穴が空いた範囲は芯が入っていない。

長さを比べてみますと下側でほぼ同じ。

上側で金具部分で若干長い。プラス芯が全幅では無い事と、全長さには入っていないので
革ベルトの穴、1つか2つは奥に寄せられるでしょう。

文字盤も紺ですから丁度いい。

バンドを交換取り付け電池交換完了です。

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