時計の電池交換/SEIKO CHARIOT 9021-5180
2012年9月21日お預かりのSEIKO CHARIOT 9021-5180電池交換メンテナンスです。
革ベルト同梱で到着。
ガラスの内側に糸のようなゴミが入っているので除去のご依頼です。ただ、これはゴミが入ったものではなく「ガラス外れの前兆」接着剤が硬化して文字盤に散らばっております。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で右が裏蓋記載。
パッキンは硬化しておりますので交換が必用。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。裏蓋パッキンが硬化、ガラス外れの前兆。つまりは表も裏も防水機能が劣化したままのご使用ですから湿気が入るのは仕方が無いでしょう。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ムーブメントを取り出してケース内側から指で突いたら簡単にガラスが外れます。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。