時計の電池交換/SEIKO 1/100Chronograph 7T92-0CF0
2012年11月21日お預かりのSEIKO 1/100Chronograph 7T92-0CF0電池交換です。
ステンレス半無垢バンドに三つ折れダブルロック。
微調整部分の位置をチェックします。
裏蓋はスクリューバックで右が裏蓋記載。
パッキンを外して汚れを拭き取ります。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。このムーブメントセイコー製品では汎用ムーブで数々の機種に搭載されております。
このムーブメントで「竜頭を抜いて戻せない」という事は経験がなかったのですが、先日始めて経験しましたが。職人さんに頼んでも分解出来ない構造でどうしようもない。それをやって頂いたのですが分解出来ない構造のものを分解してもらったので手間ばかり掛かって完璧には戻らず。
その経験から「このムーブメントは無闇に竜頭抜きは止めておきます」。セイコーのクロノグラフは殆どこのムーブメントですが。よほど「汚れがひどい」とかの場合のみにします。
この時計は綺麗ですから「竜頭抜き無し」。なるべく「戻せなくなりました、申し訳ございません。」は言いたくないもので。
ブレスは外して洗浄します。
0位置合わせを行って。ラグ部も磨いて綺麗になりました。
全体的にツヤが出て綺麗になったところで。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。