時計の電池交換/SEIKO Chronograph 7T92-0WD0
2014.10.11お預かりのSEIKO Chronograph 7T92-0WD0電池交換メンテナンスです。
プッシュボタンの修理もご依頼です。
2本届いたうちの1本。
ステンレス板巻きバンドに三つ折れダブルロック。
微調整位置をチェックします。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側や弓環の汚れもチェックして。
これがムーブメントで。
パッキンが若干伸びておりますが細くて平パッキンなので、交換用の代用品がありません。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
プッシュボタンが片方、押し込まれたまま固着しております。
外して洗浄。グリス切れだけでは無くプッシュボタンのシャフトが曲がっておりますからストロークが引っかかる。歪みを修整してグリスアップすれば動きはスムーズに。
プッシュボタンのパイプも綺麗になりました。といってもこちらは手作業で拭くしかありませんが。
パイプの中まで錆びておりました。
ブレスの汚れが凄く2・3回の洗浄し直しではコンプレッサーで噴くと汚れが飛び散ります。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。全体的にツヤが出て綺麗になりました。
弓環も洗浄して綺麗になったところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。