時計の電池交換/SEIKO Speed Master 7A28-6000
2012年2月9日お預かりのSEIKO Speed Master 7A28-6000電池交換メンテナンスです。
ステンレス板巻きバンドに三つ折れバックル。
バックルの塗装剥がれに渋みが出ております。微調整部分の位置をチェックしておき。
余りコマ同梱で追加します。
ベルトごと洗浄でバックルも綺麗に。
裏蓋はスクリューバックで右が裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックします。
これがムーブメントですがツヤがまったく無し。動くのか?
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
パッキンを外して汚れを拭き取ります。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
一つのプッシュボタンが効かないので外してチェックします。汚れが詰まっているので再度洗浄。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
0位置合わせを行って。でも左上の針が修整不可。
先ほど直したプッシュボタンが効きませんね・・・。プッシュが効いているのは分かりますが針が動かない感じ。
ベルトはかなり伸びております。でも洗浄して綺麗になったベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了ですが翌日、止まっておりました。クロノグラフが一つ動きませんし職人さんに頼みます。
7日後、職人さんから戻ってきてムーブメントにもツヤが戻りました。
OHされてクロノグラフもサクサク。大概のOHなら3日もあれば仕上げる方ですが今回は7日となりました。