時計の電池交換/SEIKO Chronograph V657-9019
2015.5.25お預かりのSEIKO Chronograph V657-9019
ストップウォッチが使えないという事ですが、プッシュボタンは動作します。
ステンレス半無垢バンドで三つ折れバックル。
微調整位置をチェックします。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
バックルのこういう汚れは洗浄ならでは。
ラグ部の汚れや裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
プッシュボタンが当たる、レバーの接触をチェックしますが異常は無し。
レバーの先端が当たる所に金色の端子が普通はありますが・・・無い。
つまりストップウォッチの使用し過ぎで接触端子が摩耗&砕けて脱落している。
これは写真で言うところの金色の○い端子がある茶色いフィルム(基盤)ごとの交換になりますから、修理は不可です。
時計は普通に作動します。
全体的にツヤが出て綺麗に。
ブレスも洗浄して綺麗になったところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。