時計の電池交換/SEIKO V657-9060
2011年3月お預かりのSEIKO V657-9060電池交換メンテナンスです。
ステンレス半無垢バンドに三つ折れダブルロック。
微調整部分の位置をチェックしておきます。
ベルトごと洗浄でバックルも綺麗に。
裏蓋はスクリューバックで右が裏蓋記載。
格闘の跡が見えますね。弓環の汚れもチェックします。
ラグ部と裏蓋の裏側もチェックします。
これがムーブメントで。
電池格納部をチェックします。
竜頭を緩めるとポロリ!竜頭修理もご依頼ですが、これは巻真が折れておりますから「竜頭と巻真セットで交換」となります。
分かりにくいですが巻真が竜頭の中に折れ込んでいます。
竜頭パイプは、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
クロノグラフのプッシュボタンが当たるレバー。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
写真でも分かりますがプッシュボタンの片方が凹んだまま固着。
これも外して洗浄。
バックルの汚れも洗浄して綺麗になりました。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
全体的にツヤが出て綺麗になったところで職人さん送り。
この修理は簡単なので10日で戻ってきました。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。