時計の電池交換/SEIKO Chronograph 7A28-7039
2012年1月20日お預かりのSEIKO Chronograph 7A28-7039電池交換メンテナンスです。
ステンレス板巻きバンドに三つ折れバックル。
微調整部分の位置をチェックしておきます。
ベルトごと洗浄でバックルも綺麗に。
裏蓋はスクリューバックで右が裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックします。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。今のEPSONのムーブとは違って頑丈な感じですね。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメントですが・・・
ここのサビが気になる??
表から拡大するとサビで固まっている。
裏側からみても同じく。プッシュボタンが押すレバーさえ錆びてもげて無いでは・・・。これではプッシュボタンが効かない。またこの状態では液状の時に隙間を伝わって歯車にも及んでおりでしょう。これはもう修理するには「ムーブメント交換」しかありませんが交換パーツも無いので諦めるしかありません。
ケース側もこの状態ですから。
一応ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
パッキンは交換してシリコン塗布をして裏蓋に戻します。
全体的にツヤが出て綺麗になったところで。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了で電池を入れてみましたがクロノグラフは動くものの、プッシュボタンが錆びた箇所は効かないのは当然。また時計も動きませんでした。