時計の電池交換/SEIKO Chrono 7T92-0DW0
2015.8.11お預かりのSEIKO Chrono 7T92-0DW0電池交換メンテナンスです。
3本届いたうちの1本。
ステンレス板巻きバンドに三つ折れダブルロック。
微調整位置をチェックします。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
弓環やラグ部の汚れもチェックします。
裏蓋の裏側もチェックして。
パッキンを外して劣化具合をチェックしますが異常は無し。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これがムーブメントで。
目盛リングがあるので、そのまま洗浄は出来ません。
ケースの内側もチェックして。
裏蓋を閉め洗浄レベルでの水漏れは無いかチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
綺麗になったケースにムーブメントを戻してプッシュボタンを操作しますが。
反応が鈍いのでプッシュボタンをチェックして。
どうもプッシュボタンのパッキンが溶けて、接着剤のように固着。
プッシュボタンを外します。
汚れはサビはひどくないですが、洗浄は出来ません。
よって手作業で清掃します。
プッシュボタンとバネは洗浄します。
ケース側は爪楊枝と麺棒で綺麗に。
プッシュボタンは洗浄して綺麗になりました。
これで「ゼロ位置合わせもスムーズに」。
弓環も洗浄して綺麗になったところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。