時計の電池交換/SEIKO Speedmaster 7A88-7080
2010年11月お預かりのSEIKO Speedmaster 7A88-7080電池交換メンテナンスです。
これは海外モデルモデルなのかどうか?国内では「 スピードマスター」って名前でこのモデル見たことがありますが何か違う。お客様によると「元はブラック塗装で覆われていた腕時計が剥がれ落ちた様」と言う事ですが確かにそこが少し感じを受けるところか?
微調整部分の位置をチェックします。
ベルトごと洗浄でバックルも綺麗に。
裏蓋はスクリューバックで右が裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックします。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大ですがムーブメントも国内のモデルと同じ。国内のモデルでブラッキーなモデルがあったのかも?
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。と言っても黒い塗装が残っているので変化を感じない。「洗浄で塗装が落ちても構いません」と言う事でしたがそうも行かない様で。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ラグ部には黒い塗装がしっかり付いて洗浄程度は剥がれません。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
パッキンは交換してシリコン塗布をして裏蓋に戻します。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
それにしてもラグ部だけが綺麗に塗装が残るものなのですね・・・。
0位置合わせを行って。
電池交換メンテナンス完了です。ですが後に「タキメーターの目盛がずれています」とお知らせが。そこで完了後のこの写真を見ると確かに”60”の数字が12時位置にないといけませんが約45°ずれています。洗浄したときの振動で動いたものと思われますが塗装ばかりに気が取られてチェック漏れでご迷惑おかけしました。再度、送って頂きたく返信したら「ついでにもう一つ電池交換で送ります」と感謝感激。