時計の電池交換/SEIKO Chrono Y182-6F00

2015.9.22お預かりのSEIKO Chrono Y182-6F00電池交換メンテナンスです。

ステンレス半無垢バンドで三つ折れプッシュバックルはダブルロック。

微調整位置をチェックします。

バックルの汚れもチェックして。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。竜頭が歪んでいるという事ですが
操作に影響がある程ではありません。可能ならば後で修整しておきましょう。

弓環の汚れもチェックして。

ラグ部の汚れや裏蓋の裏側もチェックします。

パッキンを外して劣化具合をチェックしますが硬化しております。

ステンレスが錆びております。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。パッキンが効いていた事がよくわかります。

が、巻芯から浸水してサビが浮いております。

アラーム用の竜頭あでも裏側は洗浄して、ここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

巻芯のサビをチェックします。

アラーム用は錆びておりません。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

目盛リングがあるので、そのまま洗浄は出来ません。

プッシュボタンを外せば目盛リングは外せますが。押し込まれたままサビで固着し微動だにしない。

2つのプッシュボタンが不動ではクロノグラフは使えない。

下手をすればプッシュボタンのシャフトが折れてお釈迦になります。何とか抜き取るとこが出来ましたが冷や汗もの。

2つともサビが凄い。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

プッシュボタンのパイプも洗浄して綺麗になりました。

プッシュボタンも洗浄して綺麗に。

綺麗になったケースに目盛リングを戻して。

ムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

ゼロ位置合わせを行って。プッシュボタンを掃除したのでサックサク!

裏蓋もサビを落として洗浄して綺麗になりました。

腐食による凸凹までは修正出来ませんが。

弓環も洗浄して綺麗になりました。

ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗に。

パッキンは交換してシリコン塗布をし裏蓋に戻し

全体的にツヤが出て綺麗になったところで。

バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。

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