時計の電池交換/SEIKO デジタル A021-5000
SEIKO デジタル A021-5000電池交換メンテナンスです。ベルトとケースが一体風の仕上げ。1980年代はこういった”なるべく薄く見せるデザイン”が流行りました。
3本届いたうちの1本。
こちら裏蓋記載、裏蓋形状も独特です。
裏蓋をチェックしますがサビが凄い。
普通の電池交換はこの電池を入れ替えて裏蓋をパチン!でお終い。
ところがそうはいかない電池交換メンテナンス。プラスチックのスペーサーを外します。
これがムーブメントですが周辺部のサビが凄い。
ラグ部もサビでビッシリ。
しかしレトロなデジタルムーブメントですね・・
これを作ったセイコーの技術陣が見ても懐かしいと思います。
「そうそう!あんなの作っていたわ。」って感覚か?(;^_^A
これが取り出した文字盤&ムーブメント。この頃はデジタルの液晶は10年が限界として販売していましたが現実は20年以上経っても健在の液晶が殆ど。
抜け殻にしてケースの掃除です。
バンドもチェックします。
こういったサビを落として行きます。
とてもムーブメントが入ったままでは出来ない作業。
ハイ、洗浄しました。
凸凹は残るもののピッカピカ!
ムーブメントを戻して電池交換。
パッキンも交換します。
スペーサーを戻して。
バンドも洗浄、洗浄機の中が真っ黒になりましたが、その分バンドはピッカピカ!
ラグ部に当たる所もご覧の通り。
ハイ、液晶健在。電池交換メンテナンス完了です。