時計の電池交換/Dolce-8N41-6160ガラス付けも

Dolce-8N41-6160Dolce-8N41-6160裏蓋

Dolce-8N41-6160電池交換メンテナンスです。裏蓋は”はめ込みタイプ”

Dolce-8N41-6160裏蓋記載

これが裏蓋記載。おや!これは?・・・

Dolce-8N41-6160ムーブメント

あきらかに「ガラスが外れる前兆」ですね。裏蓋を開けて、これがムーブメント。湿気ていますが電池交換で問題なく動きます。

先ずは、竜頭を抜いて。竜頭の裏側チェック。

竜頭パイプもチェックして。文字盤&ムーブメント取り出し。

内側からガラスの接着剤が硬化したのを確かめます。ここまで来れば、ガラス外れはかなり近い。

竜頭パイプを掃除します。この程度まで掃除しておきます、ガラスの接着し直しを行いますから、どのみちケースもベルトも後で洗浄機で洗いますから。

竜頭も洗浄機で洗います。ついで、ですから。さぁ、どのくら近いかと言えば、このようにピンセットの尻でガラスを”ちょん!”と突くと。

簡単にガラスが外れます。ガラス周辺の接着剤が見事、変色して硬化しています。おそらくこの時計電池交換のみでもう数ヶ月使用すれば、気が付いた時にはガラスは紛失していたでしょう。そうなればドルチェですから当然サファイアガラス。ガラス代9000円は必要になる所でした。

それだけならまだしも、外れた事に気が付かないで使用し、針を袖に引っかけて曲げれば交換になります。最悪は雨にでも濡れたり、手洗いで水が掛かれば分解修理になりますから、針交換と分解修理で15.000円って所ですか。

ガラスの接着剤を綺麗に削り落とします。また洗浄機で洗っても接着剤は残ります。

綺麗に削り取らないとガラスが綺麗に付きません。

そして、裏蓋閉めで圧着して1日寝かせます。裏蓋のチェック。

パッキンもボロボロ。綺麗に掃除して。

新しいパッキンに交換。裏蓋も軽く磨いて。ハイ、電池交換メンテナンス完了です。

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