時計の電池交換/DOLCE British American TOBOCCO
2012年4月7日お預かりのDOLCE British American TOBOCCO電池交換メンテナンスです。
3本届いたうちの1本。前回の電池交換はセイコーで行って17.000円という事ですからOH&何か部品交換ですか。
ステンレス無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。
ベルトごと洗浄でバックルも綺麗に。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で右が裏蓋記載。
もうパッキンは交換の時期ですが、前回セイコーでOHまでしているならパッキンは交換しているはずですから、かなり劣化しております。かなり使い方も時計の性能の割にはハードであると言えるでしょう。
裏蓋を開けると耐磁プレートがムーブメントを覆っています。この耐磁プレートには湿気が入った痕跡が。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
巻芯が錆びておりますから竜頭からの浸水。これも防水機能よりもハードな使用になっております。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンは交換してシリコン塗布をして裏蓋に戻します。ムーブメントはメーカーOHの効き目か調子が良い。これ以上湿気を入れない様に使う必用があります。
全体的にツヤが出て綺麗になったところで。
時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。