時計の電池交換/Dolce KINETIC 4M61-0A30

Dolce KINETIC 4M61-0A30

Dolce KINETIC 4M61-0A30 電池交換メンテナンスです。電池交換といっても”KINETIC”ですからキャパシタ交換の依頼。キャパシタの交換は私やりませんのでメンテナンスのみして職人さん送りですね。重厚な無垢バンドです。

三つ折れプッシュバックル。裏蓋は4本ネジ。

カーブサファイアガラスが綺麗ですね。裏蓋の中央が盛り上がっているデザインが珍しい。

これがキャリバー。これがムーブメント。

ムーブメント拡大。キャパシタが見えますね。

裏蓋は綺麗な状態です未使用?裏蓋の1箇所が錆びていますが洗浄で綺麗になるでしょう。

ネジも洗ってピッカピカ!竜頭はオニキス竜頭。

竜頭の裏側チェックしますが綺麗なものです。竜頭パイプもチェックしますが綺麗ですね、メンテナンスする必要があるのか?

これが取り出した文字盤&ムーブメント。バックルはさすがに汚れていますからベルトごと洗浄です。

竜頭も洗浄で更に綺麗になりました。竜頭パイプもピッカピカ!

バックルも綺麗になって。職人さんに回した所の回答が!

なんとこのキャリバーのキャパシタ交換は小売店がやってはダメという事です。基本はメーカーに腕時計を送って修理しかありません。そしてメーカー価格「18.000円」です。

職人さんルートならセイコーさんはパーツの供給はして貰えるらしいですが、それでも費用は16.000円になってしまいます。そんな金額出してキャパシタ交換する人が居るのか?。この腕時計もやはり修理はキャンセルになりました。当然ですよね。

セイコーさんも自社を”ブランド”と言うだけあって海外ブランドの様にパーツの供給を止めて来ていますか。そうする事で、修理も自社で独占することによって修理価格の乱れを無くすのが目的でしょう。体制がブランドウォッチに並んできましたね・・・(v_v)

これからの時代、10万円を超える腕時計を持つ方は”裏蓋を開けたら2万円”って時代がくるかもしれないですね・・・(;_;)

「SEIKO・CITIZEN2012迄」 「2012より」 「2014より」 「ブランド別一覧」