時計の電池交換/DOLCE 5E31-6D30
2010年11月お預かりのDOLCE 5E31-6D30電池交換メンテナンスです。
カーブガラスですがドルチェですからサファイア。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で右が裏蓋記載。
裏蓋の一箇所ですが強烈に錆びていますね・・・。
裏蓋を開けると耐磁プレートがムーブメントを覆っています。これも一部が錆びている。
でもムーブメントまでには及んでいませんから動くでしょう。
ムーブメント拡大。
ただ竜頭の根本が錆びています。またパッキンも交換が必用。
ケースの内側も一箇所錆びています。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。根本のサビも洗浄で粉が落ちるのは回避しましたが防水機能は落ちるでしょう。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。ケースのサビがひどかった11時位置は文字盤にも青サビが浮いています。
これだけ錆びていたら仕方がない。このパターンは表でも竜頭でもなく裏蓋からの浸水ですか。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
耐磁プレートのサビも落として洗浄してピッカピカ!
パッキンは交換してシリコン塗布をして裏蓋に戻します。
全体的にツヤが出て綺麗になったところで。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。