時計の電池交換/DOLCE 7T39-6A30
2013.10.8お預かりのDOLCE 7T39-6A30電池交換メンテナンスです。
2011年にもお預かりですから丁度2年目。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
バネ棒が錆びて動きませんから、このまま洗浄します。バックルのバネ棒も動く箇所は一つ。
ドルチェですから作りはしっかりしておりますがバネ棒が細い物が多用されており錆びやすい。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
2つの竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。ですが錆びた粉が一緒にパラパラと。
竜頭の上のプッシュボタンからの浸水ですが、「プッシュボタンの交換」が必要でしょうがもう交換パーツもありません。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
錆びた綺麗になりましたが、そろそろ非防水感覚での使用に切り替えないと長持ちさせることが出来なくなります。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。このムーブメントは分解修理も不可です。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。バックルも洗浄して綺麗になったところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。