時計の電池交換/Grand SEIKO 9581-7020
2015.7.15お預かりのGrand SEIKO 9581-7020電池交換メンテナンスです。
到着がずれましたが、こちらのKINGと同じ預かりになります。
電池交換は済ませており裏蓋パッキンも交換したがガラスが曇るようになったと。
遊び革の状態もチェックします。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
ラグ部の汚れや裏蓋の裏側もチェックして。
裏蓋を開けると耐磁プレートがムーブメントを覆っています。
これがムーブメントで。
と触っていたら「竜頭がポロリ」。
ガラスが曇るようになったと言われても、これでは当然でしょう。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
竜頭は巻芯ごと交換するしかないでしょう。
ただ予算が無いですから今回は洗浄だけでとします。
どうしたらこういう折れ方をするのか?
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
竜頭が使えないですから時間を合わせが出来ません。よって内部の巻芯を
工具で回して時間を合わせてから裏蓋を閉めます。
竜頭を接着剤ででも固定して頂くしか無いでしょう。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。(竜頭は乗せただけです)