時計の電池交換/GRAND SEIKO -9F62-0A10
2012年7月2日お預かりのGRAND SEIKO -9F62-0A10電池交換メンテナンスです。
何故か弓環やバンドは外して到着。
カーブガラスに竜頭や裏蓋に「GS」マークがキラリ。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
これがムーブメントですが綺麗ですね・・・。
ムーブメント拡大。
巻芯に根本が錆びておりますが、これは竜頭パッキンが甘い証拠。ただ「竜頭交換」までするか?という判断。
巻芯のサビは削って洗浄したら、ここまでは綺麗に。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
次ぎにベゼル&ガラスを外しますが開け口は12時位置。ベゼルの裏側のサビが気になります。
白いプラスチックパッキンが効いていた事が良く分かります。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
パッキンを外して汚れを拭き取ります。ケースの汚れやサビも削り取って。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
ベゼルの裏側は腐食で凸凹が見られます。防水機能は若干落ちるでしょう。
バンドや弓環も磨いて洗浄して綺麗になったところで。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。