時計の電池交換/KING QUARTZ 0853-8000-G
2009年11月お預かりのKING QUARTZ 0853-8000-G電池交換メンテナンスです。
2本届いたうちの1本。
ステンレス板巻きバンドに三つ折れバックル。
微調整部分の位置をチェックしておきます。
ベルトごと洗浄でバックルも綺麗に。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で右が裏蓋記載。このキャリバーの末尾に「G」が付くガラス交換は純正品しか合わないので注意が必要です。今回はガラス交換はご依頼では、ありませんが。
ラグ部のバネ棒は外せば壊れましたが、我々としては珍しい事では無い。一般の方が自分の時計を外してこうなると、焦ると思いますので無闇に外す事はお勧め出来ません。
裏蓋の裏側もチェックします。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄で綺麗になりました。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
パッキンの溝もサビが出ていますね・・。
金属のスペーサーは洗浄して綺麗になりました。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
パッキンが溶けてケースの一部になっています。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。
裏蓋の電池蓋パッキンもチェックしますが。
パリパリ。
本来の物とは違いますが無いよりはマシと言うことで交換。ベルトも洗浄で綺麗になったところで。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。