時計の電池交換/KING QURATZ 4823-8010

2013.4.29お預かりのKING QURATZ 4823-8010電池交換メンテナンスです。

文字盤がミラーの様に反射します。

ステンレス無垢バンドに三つ折れバックル。

ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗に。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で右が裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックします。サビがきておりますがパッキンが効いていた事がわかります。

電池フタパッキンもチェックしますが異常なし。

裏蓋を開けるとスペーサーがムーブメントを覆っています。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。ケースの腐食が目立ちますがムーブメントには及んでいないようです。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

洗浄の前にケースのサビを削り落とします。内側にもサビが見られます。
ラグ部の片方がバネ棒が腐食して外せません。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

汚れは落ちましたが錆びによる腐食跡は残ります。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
洗浄後でもラグ部のバネ棒は外せず交換は不可。

外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。このパッキンも交換した方が良いですが平パッキンの交換パーツは持っておりません。

パッキンにシリコン塗布をして電池蓋に戻し。

全体的にツヤが出て綺麗になったところで。

バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。

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