時計の電池交換/SEIKO 2G28-6030
SEIKO 2G28-6030 電池交換メンテナンスです。 片方のバンドが取り付けできないということですが、これはバネ棒が壊れていますから交換します。
裏蓋は”はめ込みタイプ”開け口は何処に?
分かりにくいですが、ココですね。これがムーブメント。
裏蓋を開けるとケースの腐食が見えます。この位置が特に、でも裏蓋がシッカリ食いついていますから問題はないでしょう。
裏蓋側にもサビが。パッキンを外そうとしますが、へばりついて取ることが困難。
伸びて変形していますから、こうなれば交換するしかありません。パッキンを外せばサビが。
竜頭の裏側チェック。竜頭パイプもチェックします。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。ケースの内部は綺麗な状態。
どこまでこのサビが落とせるか?竜頭の横には大きなメッキの剥がれがあります。
軽くブラシで擦ってみるれば、最早メッキが剥がれ落ちました(;^_^A。竜頭の洗浄。
裏蓋を軽く磨いて洗浄。これがキャリバー。
裏蓋も綺麗になりましたが。サビがひどい部分はこれが限界。ドライバーなどで削ってもっと綺麗に落とす事も出来ますがケースと裏蓋の隙間が大きくなって防水性能に影響が出ますからやめておきましょう。
竜頭パイプはピッカピカ!メッキ剥がれが無い所はピッカピカ!
こちらも綺麗に。こういった箇所は仕方がないですね。
全体的には綺麗になって。ムーブメントを戻します。
電池格納部をチェックします。パッキンを入れます。
磨いた裏蓋を閉めて、バンドの取付。ハイ、電池交換メンテナンス完了です。この腕時計はメンズですし、お父さんが使っていたものという事ですから元は黒か茶のカーフベルトとが付いていたと思います。
ラグ部幅が16mmですから細い目。スモセコ文字盤のデザインで”12のインデックス”のみが赤になっていますからベルトをピンクに交換するのみで、レディースウォッチにしか見えないです。ナイスなコーディネートですね。