時計の電池交換/LASSALE 1F21-1A50

LASSALE 1F21-1A50

LASSALE 1F21-1A50 電池交換メンテナンスです。裏蓋は”はめ込みタイプ”。

こちら裏蓋記載。

ベルト調整も依頼ですが”割ピン式”ですね。

先ずは裏蓋を開けますがパッキンが乾燥してパリパリ。

これがムーブメント。

ムーブメント拡大。

竜頭の裏側もチェックします。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

おや?いきなりベゼルが外れました。ベゼルと言うか金属の板ですが。

サビで接着剤が浮いてしまった様です。

手作業のサビ落としと洗浄でここまでは綺麗になりましたが、ここまでにするのに2時間をついやしました。

ケースの洗浄は完了と思いきや、おや?ガラスが無い。(;_;)洗浄機の底に沈んでいましたので接着。

さて、いくら洗浄してもラグ部の片方とバンドの隙間からサビが出てくる?

そこでピンを抜いて洗浄ですが、もう3時間この腕時計に掛かりっきり。

ベゼルもガラスも付けて、あとはベルト調整ですね。

ベルトを何度洗浄し直しても汚れが浮いてくる理由が分かりました。割ピンまで錆びていたとは・・・

ここまで錆びていては、このベルト調整で工具がお釈迦になりました(v_v)

ベルト調整のみに更に30分。(これは無料(;_;)

綺麗になったケースにムーブメントをもどして電池格納部をチェックします。

あとはパッキンの交換をして電池交換メンテナンス完了ですが電池交換は1500円の頃で「1000円までなら連絡不要」でしたから2500円の作業です。

前もって連絡しようも無かったですが実際には倍以上の手間が掛かっています。でもお客様には苦労は見えないですから請求は出来ないのです(;_;)

この写真の解説無しで「5000円」とか言われたら「1000円以上は連絡」にしていたはずだと言いたくなりますよね。休憩を入れながらですから、この腕時計1本に1日掛かりだった感じでした。(v_v)

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