時計の電池交換/QUARTZ QZ 0922-8000
QUARTZ 0922-8000電池交換メンテナンスです。この写真は完了した写真ですが。2本届いたうちの1本で。
この状態で到着。何でも”フリマ”で、バラバラの状態で買ったとか。電池交換で動きましたが裏蓋が締まらないって事です。でもバラバラの状態のものが動くとは・・・・”はめ込みタイプ”です。
これが裏蓋を開けたところ。先ずは金属のスペーサーを外して。
耐磁プレートも外します。電池は自分で替えたところなのでメンテナンスのみの依頼です。それと動きますが、たまに止まるので禁じ手注油ですね。
スペーサーにもサビが浮いています。竜頭の裏側チェックが意外な綺麗さに驚き。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。竜頭パイプもチェックしますが綺麗ですから自分でケース洗浄もされていますね。
裏側もきれいなものです。このサビはどうしようもありません。
ここまで錆びれば再メッキしても下地が痛んでますから意味がないですか。裏蓋も磨いて洗浄。裏蓋には「○○ ○○殿」「××××××(株)」と書いてありますから記念品の腕時計ですが、フリマに並んで、この方の所へたどり着きました。
この名前の方、まさか自分が捨てた腕時計がこうやってサイトに掲載されているとは思いもよらないと思います。
竜頭は洗浄して更に綺麗に。裏蓋裏側もピッカピカ!
ケースもビカ!とおツヤが出ました。ムーブメントを戻して注油でもやはり止まります。でもOHまでする気は無いと言うことですから、簡単にできる範囲でという事だったのですが、かなりバラシてしまいましたね。
何とか止まらなくはなりましたが、1日で2分くらい遅れますから、この○トリマコンデンサーで調整。到着後、進みますって事だったのでココを少し戻せば進みは直るかも?
でも裏蓋開けたらまた閉まらなくなりますけどね。これはプレス器が無いと閉まりません。(v_v)
このタイプは指では閉まらない裏蓋です。道具があればそんなに簡単に閉まります。
ケースも綺麗になりました。ハイ、メンテナンス完了。発送の時はクォーツなのに自動巻並精度の腕時計となりました。(;^_^A