時計の電池交換/SEIKO 0614-5000 デジタル

SEIKO 0614-5000 デジタル

SEIKO 0614-5000 デジタル電池交換メンテナンスです。

3本届いたうちの1本。

メタルバンドは当時の重厚さを備えたオリジナル三つ折れバックル。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で右が裏蓋記載。この当時のチタンの値段って今と比べてどうだったのか?また、今やチタンの裏蓋の文字は鮮明ですが、この当時は堅いチタンに文字を鮮明に書く技術が無かったのですね・・・。

開け口は片方にありますが。

こういう専用工具が必要。

これで開けば良いのですが錆びていたら、専用とはゆえこんな華奢な工具では開かない。

ケースの裏側をチェックします。

ワンピース構造ですからムーブメントはまだケースの中。

ベルトごと洗浄でバックルも綺麗に。

順番に分解していきましょう。

これも洗浄できそうです。

ここがプッシュボタンの当たるところ。

竜頭の裏側は洗浄で綺麗になりました。

こちらがワンピースケースの内側。これが取り出した文字盤 液晶&ムーブメント。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

フィルムは外して洗浄してから戻します。

こういう年代物が表示したら感動しますね・・・何たってわたしら液晶の寿命は10年と聞いて過ごしてきました。でメーカーさんに「本当に10年もつの?」と聞いたら「10年使った液晶が無いので正確には10年後にならないと分からない」って言われたそんな年代なんですね・・。それが軽く30年は経過した液晶に文字が出たので感動する訳です。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

こちらもツヤが出て。

竜頭を取り付けます。

順番に部品を組み立てて。

おぉ〜!!ELライトまで点灯するでわ!

ついでにベルト調整も依頼ですから外しますが、洗浄後のベルト調整とはゆえ錆で堅くて大分格闘してベルト調整しました。

ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。

後日、情報提供があり修正文追加です。↓

SEIKO 0614-5000 デジタル
http://akiyose.com/battery-exchange/seiko/mens/seiko0614-5000.html
「おぉ〜!!ELライトまで点灯するでわ!」について。

以下、追加情報。

ELではないです。 当時はまめ電球を使ってました。
フィラメントのある電球の小さいのです。切れやすいので交換可能になっていたと思います。

情報提供有り難うございました。(なるほど!)

ただ、これに付いては「まめ球」と言っても小売店が在庫していて、ご希望があれば「その場で簡単に交換」といった類のもものでは無く、メーカー修理対応ですね。

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