時計の電池交換/SEIKO ブレスレット 4301-0010
2015.7.31お預かりのSEIKO ブレスレット 4301-0010電池交換メンテナンスです。
ブレスはケースと一体風のデザイン。バックルは外して到着いたしました。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
古い時計ですから洗浄の前に電池格納部をチェクして動作確認。
竜頭も、チェックして。
竜頭パイプも、チェックします。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
水滴が付いているように見えますが、これは文字盤の表面のフィルムが剥がれております。
若干の水滴も付いておりますが、ガラスの接着が甘くなっておりますね。
ムーブメント取り出しですがスペーサーが加水分解でバラバラ。
一体風のブレスが折りたためるというのは、ラグ部に充爪が変形しております。
バネ棒も洗浄しますが、この短くて細い特殊バネ棒が洗浄で壊れたら厄介。
ケースの内側もチェックして。
洗浄で案の定、ガラスが外れました。接着が甘くなってそこから浸水しております。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
ブレスも洗浄して綺麗に。
全体的にツヤが出て綺麗になったところで。
ガラスの接着は完了。ブレスの爪も修正してバンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。