時計の電池交換/SEIKO 5933-5080

1013年2月13日お預かりのSEIKO 5933-5080電池交換メンテナンスです。
一度「電池交換のみ1500円コース」として紹介した腕時計ですが。
発送しようとしたら止まっておりました。
先の紹介では「メーカーでは直らなかった」と言う事でなるべく触らない方が無難。
とそこへ電池交換で動きましたのでOKとしましたが、秒針が長針に干渉しているようで

一応完了と致しましたが針が干渉となっては「ムーブメント取り出し」は免れません。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

ムーブメント取り出しで気が付きましたが「ガラスのキズ」これ表のキズと思っておりましたがガラスの内側です。何故、こんな箇所にキズが付く?不思議な現象ですが。
こういうキズがあると素人さんが触ったと取られてメーカーは責任が持てないので「修理対象外」で返却します。
私にも経験がありますが、止まりの原因が信じられない箇所を触っていたりすることがあります。もちろん持ち主は触った記憶も無い箇所とは思いますが。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

よく見ればムーブメントとスペーサーを固定するネジもありません。

針の干渉を直して原因が解決出来たと決められませんが。

「ムーブメント交換」しか完修出来ない状態では、数日動き続けた事で完了とします。

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