時計の電池交換/SEIKO デジボ-グ G757-4010
2011年9月14日お預かりのSEIKO デジボ-グ G757-4010電池交換メンテナンスです。
2013年以降は「受付不可」となりました。
ステンレス無垢バンドにスライドバックル。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で右が裏蓋記載。
スライドバンドがケースと一体風は当時流行ったデザイン。
その一体風はラグ部に掛かる爪で実現されております。そしてバネ棒の太さもですか。
裏蓋を開けると・・・・なんだ?このパッキンの入り方は。完全にずれて入っておりますのでパッキンは入っていないのも同然。
押しつぶされて切れております。そしてパッキンの溝から外れておりました。
電池の押さえも片方浮いておりますね・・。
電池格納部をチェックします。
むむ・・・大きな水滴がムーブに。もっともパッキンが無いのも同然でスカスカですから不思議でもない現象ではあります。
念の為に電池を入れてみますが表示はしません。写真のように液晶は反応しておりますが判読出来るレベルではありません。
これが取り出した液晶&ムーブメントですが、電池格納部にも。
水滴どころか”水溜まり”が。兎に角、このまま数日乾燥させるしかありません。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
ある程度は乾燥しても、やはり表示は不安定。電気は点くようですが返却するしかなさそうですね。
直すにもメーカーにムーブメントどころかパーツも無いでしょう。復活させるには外観は綺麗で使えますから、オークションで「デジボーグ」でアラートを掛けて、表示はするがバンドが壊れたジャンク品が見つかればラッキーですか。