時計の電池交換/GiugiaroデジタルW680-4070
2009年10月お預かりのGiugiaroデジタルW680-4070電池交換メンテナンスです。なんでもメーカーから修理不可と返却されたとか。
ステンレス板巻きバンドに三つ折れバックル。
微調整部分の位置をチェックします。
ベルトごと洗浄でバックルも綺麗に。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で右が裏蓋記載。
開け口は・・・!!凄いサビ。裏蓋の裏側もチェックして。
パッキンが裏蓋にへなりついています。
ケースのサビも凄いですがムーブメントにまで及んでいます。
ムーブメント拡大。
プッシュボタンの片方が押し込まれたまま固まっていますね・・・これではメーカーは修理する訳には行かないでしょう。
電池も湿気て曇っています。
兎に角は取り出した液晶&ムーブメントですが動くのか?
写真の下の方ですがモードボタンの接触する板が錆びている。モード切替が効くのか?
ケース内側のサビもチェックしますが凄い状態。
バネ棒もチェックします。
プッシュボタンが外せるのか?
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
ツヤくらいで喜んでいる場合はではありませんが。
押し込まれたままのプッシュボタンを抜きますが力ずく。ヤットコくらいではテコでも動かずラジペンで強引に引き抜きます。
なんと竜頭パイプではなく、プッシュボタンのパイプごと抜けてしまった。これでもう防水は完全に諦めです。
洗浄し直して。
何とかサビは落として。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
電池を入替て動作確認ですが表示した!!
再度取り出してプッシュボタンを戻します。
こちらも洗浄してここまでは綺麗に。
これはもう押し込むのみ。
ムーブメントにも錆びた粉。ただ救いはアナログでは無いので歯車が無いので動作に影響は無い。洗浄して綺麗になったところで。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了ですが防水は効かないは、モード切替の接触の保証も出来ないわではメーカーでは受ける訳にはいかないのです。