時計の電池交換/GIUGIARO W680-4070
2013.6.14お預かりのGIUGIARO W680-4070電池交換メンテナンスです。
中古購入なので内部チェックがてらのご依頼です。
ステンレス板巻きバンドに三つ折れプッシュバックル。
微調整位置をチェックします。バックルを見ても汚れなしですから未使用品。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋の裏側もチェックします。
これがムーブメントですがケースにも使用の形跡なし。
というか汚れがないですからかなり良い状態です。
このタイプの時計、ケース洗浄はリスクがあるので余程の必要性が無い限り洗浄はやめておきます。
では何故、ムーブメント取り出しか?というと裏蓋を開けただけで浮き上がってくるので簡単に外れます。ケースを下に向ければ内部の部品が落ちてきます。ムーブメントやパーツが固定されていない。というか収めるのにも位置が決まらない構造で、
ムーブメントがゆらゆら不安定のまま裏蓋で押さえこむ構造。
よって、このGIUGIARO不用意に触りたくない。かといってスクリューバックでも無く。
はめ込みタイプの裏蓋で押さえてあるのみ。救いははめ込みタイプでもプレス器無しで指で閉まります。
電池を入れて動作確認。ブレスは外して返却のご依頼ですからバネ棒はラグ部に戻して。
ベルトは洗浄して電池交換メンテナンス完了です。