時計の電池交換/QUARTZ 3802-7020

2013年1月28日お預かりのQUARTZ 3802-7020電池交換メンテナンスです。


ステンレス無垢バンドに三つ折れバックル。かなり伸びておりますが、オークション調達なのかご依頼は「タバコ臭いので洗浄」というご依頼です。確かに強烈に臭います。
私も禁煙から6年なので鼻を突くように感じます。
ガラスの周辺の黄ばみもヤニではないか?という事ですがガラスの内側にヤニが染み込むようでは防水機能「0」ですから、これは接着剤の変色でしょう。


裏蓋は”はめ込みタイプ”で右が裏蓋記載。

裏蓋”はめ込みタイプ”にスクリューバックリングで留めた構造。

これがムーブメントで。

電池格納部をチェックします。

金属の重厚なスペーサーですがかなり錆びており、これから想像するに外観ももっと錆びていたはず。


竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。


竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。


ガラス固定のベゼルリングを外します。更にガラス&台座リングも外して。

台座リングの裏側のパッキンも外して。これは特殊パッキンなので慎重に。


ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。


ガラス周辺の黄ばみはやはり接着剤の変色ですが台座リングからガラスを外すのは、かなり厄介。職人さん聞くと煮込んで緩めてと大変そうなので、このままに。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。


裏蓋を閉めてから電池蓋を開けます。


こちらも代用品が無く、硬化までしていないのでそのまま使います。


バンド臭いが強烈でしたが、5回洗っても黒い汚れが出てくるのが止まりません。結局10回くらいの洗浄ですが臭いは取れない。そこで1週間、洗浄器に浸けたままにして他の洗浄と一緒に洗浄し続けます。

1週間でやっとタバコの臭いが消えました。ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。

