時計の電池交換/Perpetual Calender 8F32-0040 チタン

2015.1.25お預かりのPerpetual Calender 8F32-0040 チタン電池交換メンテナンスです。
2011年12月にもお預かりですから 3年目の電池交換は早いです。

独特のサイクロップ・レンズが特徴。

チタン無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。

微調整位置をチェックします。

ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。

裏蓋の裏側もチェックして。

裏蓋を開けると電池がムーブメントを覆っています。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

竜頭の裏側の汚れをチェックして。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの内側もチェックして。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

電池はセイコー純正。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

カレンダー情報を入力して裏蓋を閉めます。

時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。
全くの未使用と言ってもよい汚れ方。(というか汚れが無い)
やはり腕時計は「腕に付けて暖まってこそ」という事です。
「汚れも無い=腕に付けていない=暖まらない=油が堅くなる=歯車に負担が掛かる=電池が早く切れる」という事になります。(Cooの腕時計/参照)

腕時計をこういう使い方をされる方は「デスクの時計代わり」という事が多いです。
またはクルマの時代わりとか。
「腕に付けるのが出来ない状況」とか「電池寿命よりも時計を汚したくない」
なにか特別な理由がある方ですね。大事にされているという事でもあります。

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