時計の電池交換/SEIKO Perpetual Calender 6A32-00M0

2015.10.29お預かりのPerpetual Calender 6A32-00M0ですが「不動」です。

化粧箱で到着。

2本届いたうちの1本。青い方はもんだ無く動作ですがこちらは不動でした。

ステンレス無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。

微調整位置をチェックします。

ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックして。

裏蓋を開けると電池がムーブメントを覆っています。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

裏蓋も洗浄して綺麗になりました。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

カレンダー情報を入力はスムーズに。ところが秒針・長針ともに不動。
針回では問題は無いですから輪列の動作は問題なく電子部分が原因。
竜頭操作(引き出し、即押し込み)では不動ですから
カレンダー情報の確認も出来ません。
こういうパターンの壊れ方は私も初めて体験しました。
カレンダー情報を入力しても時計が動かないでは切り替わりもしない。
今回、「修理ご希望」という事で、修理センターさんに託します。

これは流石に「ムーブメント交換」という訳にもいかず
修理センターさんからメーカーへとなると納期も1ヶ月は掛かるでしょう。

2015.11.20修理センターから戻って来まして結果
「回路交換」「コイル交換」となりました。

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