時計の電池交換/Perpetual Calender 8F32-005A
2011年12月7日お預かりのPerpetual Calender 8F32-005A電池交換メンテナンスです。
最近、電池交換されたところと言う事ですから「メンテナンス目的」でしょうか。
未使用の様な輝きですが、バックルやコマの隙間を見れば表面のみが磨かれた事が分かります。
洗浄して綺麗になりました。
裏蓋はスクリューバックで右が裏蓋記載。
文字盤の汚れが気になりますが、綿棒で拭いても取れませんでした。
ラグ部の汚れもチェックします。
裏蓋を開けると電池がムーブメントを覆っています。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
ラグ部も洗浄して綺麗になりました。
ラグ部はCリングピンで留まっておりますが、片方がCリングが摩耗したまま錆び付いて抜けませんから摩擦が無い。つまりCリングピンが抜けやすいので「緩み留め」を流し込んで対応。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。