時計の電池交換/SEIKO Perpetual Clender 8F32-0130
2015.9.30お預かりのSEIKO Perpetual Clender 8F32-0130電池交換メンテナンスです。
2本届いたうちの1本。
ステンレス無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。
微調整位置をチェックします。
バックルの汚れもチェックして。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
サビが凄いようですが、裏蓋を開けるのが怖い。
裏蓋の裏側もチェックして。
パッキンを外して劣化具合をチェックします。このパッキンは持っておりませんが硬化はしておらず。
裏蓋のサビは削り落とします。
裏蓋を開けると電池がムーブメントを覆っています。
サビはケースの縁で止まっているようです。
竜頭の裏側の汚れをチェックして。
竜頭パイプも、チェックします。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
ケースの洗浄中にもう1本。
ご依頼は裏蓋閉め。はめ込みタイプですが・・・。
異常は見られず。
指で閉まるほど簡単であれば送られては来ないでしょう。
何とか閉まりました。
やはりこいうプレスする機器が無ければ閉める事は難しい。
裏蓋閉め完了です。
さてパペカレに戻ります。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。ただサビで竜頭が当たる部分は凸凹。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。カレンダー情報を入力して。
裏蓋のサビは落としてから洗浄して綺麗になりました。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になったところで。
時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。