時計の電池交換/SUPERIOR 4883-8100

2010年12月お預かりのSUPERIOR 4883-8100電池交換メンテナンスです。

5本届いたうちの1本。まだCREDORが無い時代のSUPERIOR。

おそらく元は無垢のスライドバンドですが革ベルトに交換されています。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で右が裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックします。電池蓋パッキンが無いですから指で簡単に回ります。

裏蓋を開けるとスペーサーが電池を覆っています。

今では考えられないスペーサー。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

竜頭にまでクォーツのマークがある時代でした。

もちろん文字盤にもですが「QUARTZ」の文字もあるのが普通でした。世界の時計業界をひっくり返した技術ですから前面に押し出しても良いでしょう。

ケースの内側もチェックします。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

元のパッキンを入れたままでは裏蓋を閉めても反動で外れますから交換。

元よりも細いパッキンですが、元が潰れて平らになっていますから余計に細く見えます。

裏蓋パッキンも入れておきますが本来の物よりも細い物しか無く、簡単に電池蓋が回ります。夏場の汗までは耐久しないでしょうか。

全体的にツヤが出て綺麗になったところで。

ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。

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