時計の電池交換/SUPERIOR 9983-8000
2012年10月29日お預かりのSUPERIOR 9983-8000電池交換メンテナンスです。同じ時計がもう1本でしたが、そちらは「電池交換メンテナンス・分解修理・溶接修理」と大工事でした。
4本届いたうちの1本。
薄いスライドバンドですが当時の無垢バンドの密度は凄い物があります。
もう1本の溶接修理はこのバックルの細い合わせの溶接でした。
ラグ部の汚れもチェックします。
ベゼルの汚れもチェックします。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
ベゼルを外せば汚れの度合いが分かりやすい。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
ケースの内側もチェックします。
ベゼル＆ガラスも洗浄して綺麗になりました。
ケースとの接触部分もピッカピカ！文字盤のシミがおしいですが。
パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
この写真は単にピンボケでは無く、揺すっております。それはカタカタ音がします。つまり洗浄でパッキンが流れ出てしまって隙間が出来てしまいました。それくらい劣化してので隙間から湿気が入って文字盤がシミになった。分かりやすい症状です。
もう交換用のパッキンはありませんが、カレンダー修理で職人さん見せたのですがパッキンは無いが接着剤でカタカタを留めて頂きまして。見せてみるものだと感心した次第。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認します。
パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。
全体的にツヤが出て綺麗になったところで。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。この組み立て溶接修理＆分解修理中の上がりをまって組み立てましたが何と、カレンダーの早送りが出来ない。職人さんに診て貰いに出した分、遅くなりましたが。カレンダーの修理は分解修理も同じくらいの手間ですが、もう1本が分解修理だったので格安で直して頂きました。
この時計は到着時「止まっていた」というお知らせを頂き。ご迷惑おかけしました。再送頂き分解修理対応とさせて頂きました。